★設立の経緯★

生活クラブ生協は、共同購入を通じて意思ある生産者とつながり、安心できる食べ物を手に入れるための仕組みを広げてきました。また、組合員同士の議論の中から、環境問題・福祉問題に対し自分たちができる解決方法を考え形にしてきました。福祉クラブ生協は、21世紀の日本における地域福祉社会の重要性から、この問題に専門的に取り組むため生活クラブ生協の中から生み出された姉妹生協です。
　「安全」「健康」「環境」「福祉」の問題について、生協としての取り組みを進める中、「住まい」が、それらのテーマにとって重要な場であることが次第に認識されていきました。住宅業界は、商品としての住宅を売るために、様々なイメージ戦略をもって販売を促進しましたが、それは、住まい手が心身ともに健康に暮らせる住宅のあり方とは乖離していたのです。生活クラブ生協の中で、住まいの相談・斡旋事業が始まり一定期間活動した後に、その成果と課題をもとに、「オルタスクエア」の名称のもと独立法人化に向けて準備を始めたのが1996年6月。そして、1998年9月に、株式会社となりました。現在、資本金は1100万円。生活クラブ生協（神奈川）、福祉クラブ生協、そして設計事務所等8団体の意思ある専門家たちの出資を受けています。

オルタスクエア株式会社 設立から10年を迎え約100棟の新築の家づくりを行って
きました。オルタスクエアならではの家づくりを目指したオルタハウスは2006年に
「オルタハウスＭＵＫＵ」として広く発表する事ができました。

記念誌を作成しましたのでお時間がある時にご覧ください。