~生活クラブ生協から生まれた信頼できる住まいの相談相手~

オルタスクエア株式会社

神奈川県横浜市港北区新横浜2−8−4 オルタ館

受付時間:9:00~17:00(日祝日を覗く)

                                  オルタスクエアの住まいにかかわる

ニュース・アラカルト

2024.04.12 掲載

断熱内窓 DIYチャレンジ!(その1)オルタスクエア事務局 山田孝志

我が家の2階の腰壁窓

 地球温暖化を食い止めていく方策の一つとして、住宅や施設の省エネ性能を高める動きが進んでいます。その中でも、住宅の断熱性能を高めるため、急所である窓や玄関といった開口部の断熱工事に手厚い補助金が出る制度が、昨年に引き続き今年も実施されています。(詳細はニュース・アラカルト「2024年度省エネ補助金が使えます」を参照)
 この窓断熱について、住まい手が自分たちの手で内窓を取り付けるなど、DIYが広がっていくことも一方では大事ではないかという意見があり、DIYで内窓を作ってみようということになりました。
 我が家の2階の腰窓でチャレンジすることにしました。窓枠のサイズは、幅165cm×高さ113.5cmで、木枠の幅が10cmありました。

[手順 1]
ホームセンターで、幅89mm高さ19mmSPF材を買ってきて、まずは窓枠の上下左右にこの材をベースとして貼り付けました。

[手順 2]
下のベースの上に、幅19mm×高さ6mmのヒノキ材を三本取り付けて敷居にしました。
(写真 左/敷居を見る)

[手順 3]
上のベースには、幅18mm×高さ18mmのヒノキ材を3本取り付けて鴨居にしました。ホームセンターにおいてあるサイズでなんとか間に合わせて作っていきます。
(写真左/鴨居を見上げる)

[手順 4]
次に窓障子を一つ作りました。3cm×4㎝のSPF材を切って、幅12mmのコーナー金物4個を内側から留めて制作。それから上下に12mm×12mmの角材を取り付けて、鴨居と敷居の溝にはまるようにしました。
(写真左/まずは窓障子を一つ作りました)

 

今回はここまでの作業をご紹介しました。
(その2)では、窓障子の外側と内側から、透明プラスチックの板をガラス代わりに取り付ける予定です。乞うご期待を!


 

2024.04.11 掲載

3月15日『生活クラブ・森林フォーラム』にて
当社の国産木材利用と林産地との連携を紹介してきました!

当日発表を行った当社の坂内常務

林産地見学の様子

 産地とつながる森林を、ともに守りたい「生活クラブ森林フォーラム」が2024315日(金)に新宿区の開場で初開催され、当社から坂内博 常務取締役 管理建築士 が出席し「住宅の共同購入を通じた国産材の利用」をテーマに事例・当社の活動を含め紹介しました。
 生活クラブが、食料の国産自給率の向上を目指し、各地の生産者と持続的な提携を広げていき、日本国内での循環型経済の成長を目指しているように、当社も国内の林産地で生産された杉やヒノキなどを、組合員の皆さんの新築、リフォームで活用しています。
 最近は、川崎市の総合福祉拠点「るーむら麻生」や、旭センターで旧職員寮を改装したシェアハウス・みんなの食堂・こどもスペースでも国産材を活用し、大人も子どもも心が安らぐ空間を実現しました。

「森林フォーラム」当日の会場の様子

旭センター こどもスペース

木材加工工場/林産地見学

旭センター シェアハウスの部屋

るーむら麻生 デイルーム

当社が手がけた住まいの一例/詳しくはホームページの「手がけた住まいの紹介」頁をご覧ください。

〇「生活クラブ 森林フォーラム」とは
 当フォーラムは、「日本の森林、林業の課題、各地域で行なわれている先駆的な取組みについて学習し、生活クラブの提携産地の持続性や資源としての森林の活用の視点で日本の森林のこれからを考える機会とすること」、「当フォーラムを通じ、各地域の森林事業者や活動団体のネットワークづくりのきっかけとすること」を目的に林野庁後援のもと、ぐるっと長野地域協議会、紀伊半島地域協議会、生活クラブ親生会と連携して開催されました。

2024.02.13 掲載

窓断熱工事に2024年度省エネ補助金が使えます
(国交省・経済産業省・環境省が連携する補助金)

 2023年度の省エネリフォーム補助金「先進的窓リノベ事業」(12月末で終了)は、補助金額が大きいことから、組合員の皆さんから多くのご相談があり、窓断熱工事を、20件実施しました。
 これに続く2024年度の補助金として、以下の2つの補助金の詳細が決まりました。

〇先進的窓リノベ2024事業
窓断熱に特化。基準が高い代わりに補助金額が大きい。
〇子育てエコホーム支援事業
子育て世帯以外も利用可(ただし補助金額が20万円まで)。
 床・壁・天井の断熱や省エネ機器への補助金もある。 

 補助金の申請は3月下旬からですが、工事は先行して実施できます。
    すでに1件完了、2件発注済みです。

工事完了後の申請受け付けは202412月末までですが、予算がなく
     り次第終了です。

 窓断熱工事は、冬の寒さを防ぐだけでなく、夏の暑い日差しを防ぎ室内の涼しさを保つ働きもします。補助金を活用して、住まいの急所である窓の断熱性能を多くの家で高め、地球温暖化・地球沸騰化を抑制する運動にしていきましょう。

-----------------------------------《補助額の例》------------------------------------------

先進的窓リノベ2024事業を利用した内窓取り付け

内窓設置

[工事金額と補助金の見込み]

例)腰窓2か所にLow-E複層ガラスの内窓を設置。

・工事費(税込)見込み:255,000
 (補助金申請手数料含む)
・補助金46,000円×2ヶ所=92,000円。

先進的窓リノベ2024事業を利用した外窓交換

トリプルガラスサッシュの
カバー工法工事

[工事金額と補助金の見込み]

例)掃き出し窓(2.8㎡以上)2か所に
  トリプルガラスサッシュをカバー工法で設置。

・工事費(税込)見込み:975,000
 (補助金申請手数料含む)
・補助金149,000円×2ヶ所=298,000円。

子育てエコホーム支援事業を利用したガラス交換

真空ガラスへの交換工事

[工事金額と補助金の見込み]

例)ガラス(大)5枚、(中)5枚を
  真空ガラス「スペーシアクール」に交換。

・工事費(税込)見込み:1,040,000
 (補助金申請手数料含む)
・補助金
14,000円×5枚+10,000円×5枚=120,000円           

  2024.03.17 掲載
■「住宅省エネ 2024キャンペーン」公式チラシが公開されました!!

2024.02.04 掲載

「相模原 SDGs EXPO」に参加してきました!!

坂内常務がオルタスクエアをPR

「SDGs 未来都市」に選定された相模原市が主催する、「相模原 SDGs EXPO」が橋本のミライウで開催されました。

 SDGsは住まいにとっても深く関わります。家をしっかり断熱し、高い気密性を保てば、小さいエネルギーで暮らすことが可能なのです。
 今回は、さがみ生活クラブとオルタスクエアが合同で参加し、丸太きりを親子やご夫婦で体験し、体験後はのどが渇くのでみかんジュースの試飲や消費財を試食してもらい、同時に住まいに関する情報を参加者に伝えることができ、連携して生活クラブもアッピールすることができました。約50名以上の参加があり、多くの子育て世代やシニア世代に資料を渡し、住まいに関する情報も伝えることが出来ました。
 引き続き各地域生協と連携しながら、地域に生活クラブとオルタスクエアを広めていきたいと思います。

参加ブース風景

生活クラブのPR

コースター仕上げ作業

丸太きり体験

2023.12.26 掲載

オルタスクエア「ふとん丸洗い・住まいの講座」開催報告

講師の田部井友徳先生と当日の会場の様子




 

 20231223日(土)10時~ 睦合西公民館にて厚木コモンズ環境委員会主催で、オルタスクエア「ふとん丸洗い・住まいの講座」が開催されました。

 当日は、天気も良く 組合員、非組合員合わせて約20名の参加があり、オルタスクエアの紹介から始まり石けんを使用したふとん丸洗いの説明を60分程度行った後で、質疑応答形式で約60分参加者と講師でやり取りを行いました。
 参加者からは、オルタスクエアの存在を知らなかったので今後は住まいに関する事は安心して頼むことができる。せっけんの優位性や合成洗剤の危険性を再度学ぶことができた。ふとん丸洗いを利用してみようと思った。価格だけを比較するのではなくその裏に隠された真実を追求して比較する事も必要だと感じた等々 たくさんのご意見がありました。
 20241月~神奈川県内 5か所で 各地域生協と合同企画の「住まいの相談・学習会」も開催されます。ぜひお近くで開催される際はお気軽にお越しください。事務局一同お待ちしています。

2023.11.30 掲載

オルタスクエアの住まいの点検・メンテナンス・リフォーム紹介

今の住まいを大事に長持ちさせましょう!
そして、より健康に住まえて環境にも優しい住まいにしていきましょう!

 ■住まいの心配事をオルタスクエアの「点検・調査」が解決します■

〇有料屋根点検(税込9,900円)

飛び込みの業者が、「屋根に穴が開いている」など不安をあおるようなことを言って屋根に上ろうとするケースが増えています。絶対に屋根に上らせないでください。オルタスクエアの有料屋根点検では、写真とともに正しく現状を報告します。

〇有料床下点検(税込み 8,800円)

床下の状態が気になっているときに、現状を知り今後の対策を考えるための調査を行います。これまで続けてきた合成殺虫剤による予防を避けたいと考えている方も、ぜひご相談ください。

〇耐震診断(税込み 55,000円~)

 建物の現在の耐震強度を、床下からも構造の状態を調べ、より正確に数字で出すとともに、住まい手の心配する点に対応して、対策もご提案します。

 ■長く住み続けるために、忘れてならないのが住いのメンテナンス■  

〇外壁・屋根塗装
 屋根、外壁の状態をきちんと把握し、洗浄はもとより、下地から丁寧な塗装を行うことで耐久性を高めます。

北側外壁のカビや藻を高圧洗浄で削除しています。

鉄部の錆止め下地塗装をしています。

〇屋根葺き替え
 屋根は30年くらいたつと雨漏りを起こしやすくなると考え、屋根葺き替えを予定しておきましょう。。

屋根をはがして見ると、雨漏りで下地板が腐った場所が見つかりました。

腐った部分を切り取り、新しい板を補います。

〇雨漏り補修

雨漏りは放っておくと住宅の寿命を縮めてしまうので解決しましょう。原因は複数ある場合もあり、丁寧な調査が必要です。

〇シロアリ対策

床下に入ったシロアリは駆除が必要ですが、合成殺虫剤は人やペットにリスクがあります。沖縄の植物「月桃(げっとう)」の成分でヤマトシロアリは駆除できます。また、予防のために殺虫剤を散布するのではなく、毎年床下と周囲を専門家が点検する5年契約の「シロアリ定期点検システム」があります
(床面積20坪以下で年間税込み30,800円)

 ■ 7,700事例の実績に裏打ちされた信頼のリフォーム/ ■       

 永くその住まいに住み続けたいと思えば、定期的に古くなったところや故障したところを修繕することにより、結果的に住まいを安く長持ちさせることができるものです。例えば屋根や外壁は10年から15年たつと補修工事をすることが望ましいとされていますし、住まいの設備も20年を経過すれば交換や修繕が必要となります。

■壁・床のリフォーム

漆喰はDIYでも塗ることができます

〇漆喰(しっくい)の室内壁塗り
 栃木県で産する石灰岩を塩とともに焼いて原料の石灰をつくります。これに海藻糊と麻スサを混ぜたものが昔ながらの漆喰です。

・1㎡あたり水分を約60g調湿します。
・有害化学物質やにおい物質を分解します。
・壁の内部にアルカリ性を保ち、カビやウイル 
 スを抑える力があります。
・静電気を帯びないのでいつまでも白さを保ち
 ます。
・丈夫でポロポロと削れてくることもありません。

珪藻土で仕上げた壁

〇珪藻土(珪藻土)の室内壁塗り

・北海道稚内で産する珪藻土に、白土・海藻
 糊・植物繊維を加えて塗り壁材を作ります。
・珪藻土含有率80%で、1㎡あたり水分を約
155g調湿します。
・有害化学物質やにおい物質を分解します。
・外壁には使えませんが、室内であれば長く耐
 久性を保ちます。

古くなったカーペットをはがして、
ヒノキの床材を張りました。

■無垢板のフローリング工事

〇国産針葉樹の床材
 柔らかく温かみのある杉(スギ)、香りがよく色が美しい檜(ヒノキ)、水に強く脱衣室に使える青森檜葉(ヒバ)、幅の広い材が取れる落葉松(カラマツ)などがあります。

〇広葉樹の床材
模様がきれいで家具にも使われるオーク(ナラ)、白い地肌にアクセントの斑(ふ)が入るメープル(カエデ)、深い色味のチークなどがあります。

■水廻りのリフォーム

〇手作り洗面化粧台

各メーカーの最新の洗面台にも交換できますし、味わいのある手作りの洗面台もご提案できます。水栓だけの交換もできます。

〇手作りキッチン

各メーカーのシステムキッチンや、手作りキッチンへの交換ができます。

〇ガスコンロ、レンジフード、食洗機の交換もご相談ください。

汚れて傷んだガスコンロの交換

レンジフードの交換をしています

〇浴室
古くなった浴室も、各メーカーのユニットバスからお好みのものへの交換が可能です。

 ■ 間取り変更・リノベーションで今の住まいをより快適に ■    

 既存の住まいの機能を刷新し、新たな価値を創造することを目的にした改修は「リノベーション」と呼ばれ、古いものを再生し積極的に活用しようとする試みです。建替えや新築物件の購入を検討されている皆さん、リノベーションを活用した住まいも選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

キッチンを明るい南側に移動して、広いLDKを実現した事例です

 ■ 外構や植栽も住まいの一部 ■                 

樹木の伐採・選定で住まいの内外が明るくなりました

傷んできたウッドデッキと木製扉を、レンガの花壇とアルミの扉に変えました

その他にも外階段に手摺を設置したり、錆びたブランコをきれいに塗装し次の世代へ 等々

 ■ 自然エネルギー利用にも積極的に取り組んでいます ■      

 気候変動を食い止めるために、太陽の恵みである光と熱をエネルギーに利用しましょう。費用対効果も含めオルタスクエアにまずはご相談ください。

太陽光発電の設置事例

太陽熱温水システムの設置事例

2023.11.21 掲載

国の補助金を利用して-窓の断熱性能を高めよう!

今年度の「先進的窓リノベ」と「こどもエコすまい支援」(すでに終了)の補助金は以下の通りです。
   《例:2.8㎡以上の掃き出し窓で断熱性能を高める場合の各方法と補助金》

 この冬の窓断熱工事に使える補助金が11月10日に閣議決定しました。国がこれだけ手厚い補助金を継続して実施するのは、CO2排出量を削減し、地球の気候をこれ以上変動させないようにするためです。ぜひ、住まいの急所である窓の断熱をご検討ください。
 ご希望をいただければ、調査の上、窓断熱工事の費用と補助金予想額をお出しします。

■カバー工法によるサッシュ交換事例

写真 Before:アルミサッシュでガラスは単板
写真 After:新しいサッシュは、枠材が外側アルミ・内側樹脂。ガラスはトリプルガラス。
     「動きがとてもスムーズです」と喜んでいただきました。

2023.11.20 掲載

「復興まつり」ともに生きよう!2023 参加報告

大工さんの説明を聞く参加者たち

■開催日時
 2023年11月18日(土)
10:00~14:30
■場所 みなとみらい 臨港パーク

 コロナ禍明けから、二年連続で東日本大震災・復興まつりが開催され、オルタスクエアもカンナ削り体験や丸太きりでコースター作りで出展しました。
天候に恵まれましたが、時折強い風が吹き肌寒い中での開催となりましたが、それでも約3,000人の参加がありました。
来場者、出展団体同士が交流することができ、「震災・復興を忘れない」ことをおおぜいの参加者で共有する場となりました。
東日本大震災から12年が経ちましたが、今後もオルタスクエアは生活クラブと一緒に復興支援はもちろん、被災地とともに生きる関係づくりを築いていきます。

体験コーナーの賑わい

丸太きり ただいま一生懸命体験中!

2023.09.29 掲載

オルタスクエア・オルタサークルは
     「復興まつり」に協賛しています!!

生活クラブ生活協同組合神奈川が主催する「第10回 東日本大震災 復興まつり―ともに生きよう!2023-」にオルタスクエアは協賛しています。

オルタスクエアとオルタサークルはブース内で下記イベントを開催いたします。
 〇丸太きり体験(コースターづくり)
 〇かんな削り体験
 〇パネル展示 他

当日は被災地からの美味しい物産とともに、集まった人々と交流し、つながりを深め、復興と共生社会に向けたメッセージを横浜の地から発信します。

2023.8.6 掲載

住宅設計スタッフ(新築・リフォーム)を募集中!

当社で住宅設計(新築・リフォーム)を担ってくださる建築士を募集します!

■条 件
・生活クラブ・福祉クラブ組合員で、組合活動にかかわり、基本理念に理解があること
・建築士資格(木造、二級、一級いずれでも可)

■待遇・給与
・正規職員(詳細は当社規定による)

■勤務時間
・9:00~17:10(実働7時間10分)

■休日
・週休2日(日曜日含む)、年間休日119日
・ゴールデンウイーク、夏季休暇、年末年始休暇

■勤務地
・横浜市港北区新横浜2-8-4 オルタナティブ生活館1階 当社事務所
・現場調査などの移動は、原則公共交通機関を利用します

2023.7.2 掲載

壁紙の上から本物の珪藻土を塗ったリフォーム
川崎市宮前区 N邸

 宮前区のNさんは、当社の「秋の住まい展」(2022年11月)にご来場いただいた時に、既存の壁紙を剥がさなくても適切な下地処理をすれば、その上から珪藻土を塗ることが可能との情報を得て、当社に珪藻土塗りのご相談をいただきました。2階の二つの洋室とトイレが対象です。
 当社がご提案する珪藻土は、北海道稚内でとれるメソポア珪藻土(細孔の直径が2~50ナノメートル)を主成分とする「MPパウダー」で、このサイズの細孔が調湿機能に適しています。ほかの成分は、白土(白い粘土質)、植物繊維(ひび割れ防止)、でんぷん糊(施工性向上と固化補助)で、合成樹脂は含みません。

 お見積もりのやり取りの結果、二つの洋室はMPパウダーM(珪藻土含有率50%・1㎡あたり約90gの水分を調湿)、トイレはMPパウダーH(珪藻土含有率80%・1㎡あたり約155gの水分を調湿)を使用することになりました。また、併せてトイレ便器交換とエアコン交換などもご依頼を頂きました。
 北側の洋室工事に際しては、これまでの蛍光灯を、Nさんご自身で選ばれたLEDブラケット2台に交換することとなり、珪藻土を塗る前に配線準備を行いました。

 工事完了後にNさんご夫妻からは、珪藻土塗りがとても丁寧で、その質感がとても良い雰囲気を醸し出してくれたとお褒めの言葉を頂きました。

2023.7.2 掲載

「居場所」開設のためのキッチンリフォーム
 愛川町 I邸

 愛川町中津にあるI邸は、Iさんのご祖父母が住んでいらっしゃった築六十年ほどの平屋。
 引き継いで住んでいたIさんが、その住まいのスペースを利用して地域の居場所にしたいと思い立ち、改修について、さがみ生活クラブ→「居場所をテーマとしたアソシエーション支援基金」を通じて、当社に相談がありました。
 訪ねてみると、玄関は広く、畳と障子が味わい深い民家の雰囲気でした。ご相談の結果、最優先のキッチンに絞ってリフォームをさせて頂くことになりました。

〇キッチンの交換
 古く、高さも低いキッチンを新しいシステムキッチンに
〇窓の交換
 木枠の窓で隙間風が入ってきているのを、新しいサッシに交換
〇床の張替え
 すべてに床がペコペコし始めている古いカーペット張りの床をはがし、
 断熱材を入れた上で、無垢のナラ材(オーク)の床に 

 今回のリフォームでは、新しいシステムキッチンの両脇に無駄な隙間が出来ないようにパネルを立て、また天井部分も同材パネルで仕上げ、そこにダウンライトを設置したことで、灯りが美しく映えるスッキリしたキッチンになりました。
 完成した新しい空間では、Iさんが選んだキッチンの面材と、無垢のナラ床材とがとてもあっています。キッチンの両脇と天井、窓上に回したパネルもとても爽やかで、ダウンライトも素敵です。(電気工事は、Iさんの旦那さんが担当)

 リフォームに合わせて家具を配置替えしたことで、玄関スペース・畳スペース・キッチンの三つの空間が回廊式に繋がりました。居場所に来た参加者やスタッフの方たちにとって、キッチンがとても身近になったと思います。

2023.6.28 掲載

コンクリートの雨漏りを止め、打ちっぱなし本来の質感を取り戻した
外壁補修&塗装工事

大磯町T邸は1983年築のRC打ち放し入る仕上げのデザイン性の高い住宅です。これまで当社で、内装、設備、外壁塗装、雨漏り補修などを施工させて頂きましたが、雨漏りについては、新たな発生箇所が見つかるなど、きちんと止まらない状態が続きました。前回ご利用いただいた外壁塗装から十年。この度、雨漏りを徹底的に解決するための調査をご提案させて頂きました。

1.雨漏りの現状と塗装はがし調査
状況を調べてみると、前回塗装の塗膜の内側に雨水がたまり、塗膜が破れてきていました。雨漏りは室内階段の塗装仕上げの踊り場にも発生していました。塗膜をはがして見ると、コンクリートの亀裂が様々な個所で見つかりました。

①コンクリート塗装の塗膜剥がれ

②室内階段踊り場の雨漏り

③陸屋根側面のコンクリートの亀裂

④地面近くのコンクリートの亀裂

2.コンクリート亀裂の補修と下塗り
コンクリートのすべての亀裂を徹底的に見つけ出し補修し下塗りを行いました。

⑤駐車場出入口の亀裂補修

⑥亀裂補修後の下塗り

⑦地面近くのコンクリートの亀裂補修

⑧亀裂補修後の下塗り

3.コンクリートの質感を取り戻す仕上げ塗り
下塗りを終えた後、コンクリート打ち放しの質感を取り戻す仕上げ塗装を行いました。屋根は防水層に下塗りのうえ、トップコート塗装を行いました。

⑨駐車場出入口周辺のコンクリートの塗装仕上がりの様子

⑩地面近くのコンクリート塗装の仕上がりの様子

⑪すべてのコンクリート壁面を補修塗装しました

⑫陸屋根防水のトッポコートもきれいに仕上がりました

もともとコンクリート打ちっぱなしの質感が好きでこの家を建てられたご主人に、亀裂の補修と仕上げ塗装を喜んでいただくことができました。また、組合員のTさんからも、丁寧な塗装作業を評価して頂きました。

2023.6.16 掲載

オルタスクエア設立25周年企画
新築設計住宅への 太陽光発電無料設置キャンペーン

2023年12月末まで、オルタスクエアと新築設計契約された先着限定2組様
太陽光発電約3kW新築住宅に無料でお取り付け致します!!

 当社オルタスクエアは1998年9月に株式会社としてスタートしてから、今年の9月で25周年となります。これまで国産木材や漆喰・珪藻土といった自然素材で、住い手が健康に生活できる住宅の実現を、新築・リフォームで目指してきました。しかし、一方では、化石燃料の大量消費による気候変動問題が、地球規模でますますひっ迫し、若い世代に大きな不安を引き起こしています。
 本当に大事なのは、CO2の発生が少ない国産木材を利用し、なおかつ高い省エネ性能を持った住宅が広がることです。わたしたちオルタスクエアでは、25周年のキャンペーンとして少しでもそれを後押ししたいと考え、当社新築設計住宅への太陽光発電装置の無料設置を2組様限定で行うことを決めました。
 いま新築住宅の実現を思い描いている組合の皆さん、ぜひこの機会を活用し当社で新築設計を考えて見てはいかがでしょうか。

詳細はオルタスクエア(株)までお問い合わせください。

組合員に喜んでもらえたリフォーム/2023.6.16 掲載

築34年経過したフレンチ瓦屋根をガルバリウム鋼板に葺き替えて
耐震性向上・雨漏り解決!

麻生区のTさんのお住まいは築34年。日本製のフレンチ瓦が葺かれているおしゃれな屋根ですが、屋根点検のご依頼を頂きました。調べて見ると、瓦自体は割れていませんでしたが、いくつか問題点がありました。

問題点1
瓦の下地板が板金でカバーされておらず、水に濡れて傷んできている部分がある。
問題点2
棟瓦を積んでいる部分の土が劣化してきている。
問題点3
下屋根と外壁との間に板金処理がされておらず隙間が空いている。

 Tさんには当社の耐震診断もご利用いただいており、軽い屋根材に替えると耐震性も上がることが数字で出ていました。そこで、2階屋根はガルバリウム鋼板に天然石粒をまぶしたもの、下屋根は通常のガルバリム鋼板で葺き替えることになりました。
 工事に入り、瓦を取り除くと、下地板が傷んでいる場所が3か所ありました。いずれも傷んでいる部分を切り取り、新しい下地板を足しました。

[作業工程を写真で紹介します]

[Step 1]
瓦をはがすと、雨漏りが発生している場所が良くわかります。ここは北西の角です。

[Step 2]
防水シートをはがすと下地材がかなり傷んでいました。

[Step 3]
傷んだ部分を取り除き、新しく下地板を貼りました。

[Step 4]
全体に防水シートを貼っています。

[Step 5]
2階屋根部分。ガルバリウム鋼板に天然石粒をまぶしたものを使っています。

[Step 6]
下屋根部分。通常のガルバリウム鋼板を使っています。(黄色の部分は工事用具)

[Step 7]
なお、2階の屋根の棟部分には「換気棟」を取り付けました。これにより、屋根裏の湿気を逃がすとともに、夏は熱気も出ていくので、今までよりも涼しくなります。

2023.6.16 掲載

「こどもエコ住まい支援事」による
*新築100万円補助のご案内*

こどもエコ住まい支援事業とは
 子育て世帯・若者夫婦世帯が、高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築住宅を取得することを支援する補助金です。
 補助金申請期間:2023年3月下旬~予算が上限に達するまで(遅くとも12月末まで)
 完了報告期間 :補助金交付決定~2024年7月末

《内容解説》
その1:子育て世帯・若者夫婦世帯とは

 子育て世帯 :2004年(平成16年)4月2日以降に生まれた子どもがいる世帯
 若者夫婦世帯:夫婦のいずれかが、1982年(昭和57年)4月2日以降の生まれ

その2:高い省エネ性能を有することの証明とは

・断熱性能を強化することで、基準一次エネルギー消費量から20%以上を削減する性能を有する住宅。
・ZEH、ニアリーZEH、ZEHレディ、ZEHオリエンティド、認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅。
・神奈川県内では、外壁や窓の断熱性を、現在の断熱基準[下]から[上]に高めることでZEH基準をクリアできます。

 

ぜひ、補助金を活用して省エネ性能の高い住宅を取得しましょう!
(詳しくお知りになりたい方は、オルタスクエアまで是非お問合せを)

2023.4.13 掲載

「住宅省エネキャンペーン2023」の補助金をぜひ活用して
 省エネ住宅を実現しよう!!

CO2発生抑制を「住まい」の場で実現していくために、昨年11月から準備が進められてきた「住宅省エネキャンペーン2023」が、いよいよ3月からスタートしました。
このキャンペーンは3つの柱でできています。

太陽熱温水システムは補助金27,000円

1.子どもエコ住まい支援事業
(子育て世帯でなくても利用できます)

窓断熱の補助金は、下記の「先進的窓リノベ」の方が大きいのですが、外壁・屋根天井・床下の断熱、太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器、蓄電池その他に、幅広く補助が出ます(ただし、補助金額の合計が5万円以上の規模の工事であること)。

腰窓の大きさだと、補助金は57,000円/箇所


 

2.先進的窓リノベ事業

窓の断熱(ガラス交換、サッシ交換、内窓取り付け)に際し、性能の高い製品を設置すると、手厚い補助金がでます。
例えば、掃き出し窓2か所に、Low-E複層ガラス(空気層11/12mm)の内窓を設置しようと思うと、製品価格+取付工事で税込29万円くらいです。
これに対し、補助金が84,000円✕2=16.8万円でます。

3.給湯省エネ事業

家庭用燃料電池、ヒートポンプ式給湯器などの購入に対し補助が出ます。

このうち、リフォーム業者が事業者登録できるのはで、当社はすでに事業者登録を済ませています。省エネリフォームをご検討の際は、ぜひこの「住宅省エネキャンペーン」の利用について当社にご相談ください。

組員に喜んでもらえたリフォーム(2023.2.26 掲載)

屋根裏を猫ちゃんたちの活動スペースに

画像の説明を入力してください(フォントが小さく設定された文章です)

 保護猫を引き取り、たくさんの猫ちゃんたちが自宅にいるHさんから、家の屋根裏を改装して、猫ちゃんたちの活動スペースにできないかとご相談をいただきました。 

 ご訪問してみると、もちろん屋根裏は真っ暗。ただ、お家の中心にある階段の空間が吹き抜けになっているため、そこを開口すれば明かりが入ります。また、ボードで塞がれていた軒下の飾り窓からも明かりが取れることがわかりました。
 お打ち合わせの結果、床材は自然の無垢材で、猫ちゃんが吐いても掃除しやすいようナラ材としました。2階から屋根裏に上がる階段も自然の木を活かしたもので準備。そのほかに、猫ちゃん出入り用の開口部を床にいくつか開けました。猫ちゃんたちを二つのグループに分けているので、屋根裏スペースにも仕切りを設けましたが、大工の倉嶋さんのアイデアで縦格子にしたところ、とてもお洒落な雰囲気になりました。

Hさんには「私がここに住みたいくらいです」と喜んでいただきました。

階段上部の吹き抜け部分の壁に開口部を設け、明かりを取り入れるための工事写真

吹き抜けを見上げると、硝子越しに猫ちゃんたちと目があいます

籐椅子に座って吹き抜けの窓から家族を見下ろす猫ちゃん

ふさがれていた化粧窓を開け、こちらからも明かりを取り込みました

猫ちゃんたちは二つのグループに分かれているの格子スクリーンで屋根裏を仕切りました
2階から屋根裏へ上がる無垢の木の階段を新たに設け、人も猫ちゃんたもここを上り下り

屋根裏とは思えない、猫ちゃんたちの快適なスペースが誕生しました

2022.12.18 掲載

冬と夏の省エネのために内窓(インナーサッシ)をつけましょう

 気候変動が人々の暮らし、農業・漁業に大きな影響を与えるようになりました。今の世代がどれだけ対策を進められるかいなかで、次世代の子どもたち孫たちの暮らし、そして農業・漁業を含めた地球環境がどのようになっていくのかが、大きく異なっていきます。
住まいの場で身近に取り組める対策として、内窓(インナーサッシ)は有効です。

 例えば、リビングの掃き出し窓(高さと幅180㎝)2カ所に、ペアガラスのインナーサッシを設置する費用が、税込22万円です。夏の暑さを防ぐLow-E ペアガラスも選択できます。
皆さん、検討してみてはいかがでしょうか。

《左の写真は工事例》
ルーバー窓に引き違いの内窓を取り付けました。

 

2022.12.18 掲載

国産減農薬イグサを使った表替えと新畳のご紹介

 九州熊本県の生産者に、有機栽培の減農薬イグサを育ててもらっています。現在、畳表のイグサは約8割が中国産ですが、中にはすぐにささくれてしまうものもあります。有機肥料で育てたイグサは、丈夫で耐久性があり簡単にささくれることがありません。昔ながらの泥染めという行程により美しい色となり、香りが良いのが特徴です。

 イグサは同じ株でも新芽が芽吹く順番で伸びる長さが違い、140㎝以上伸びたものを1番毛、134㎝以上を2番毛、122㎝以上を4番毛、110㎝以上を5番毛といいます。
短いイグサでは、畳縁(へり)の近くで経年後に黒い筋が発生することがあるため、長いイグサほど高級品とされます。4番毛の表替えでも「立派になった」と喜んでいただいているのでお勧めです。

〇表替え4番毛×密度1畳1.85㎏:税込 10,010円
 〇表替え2番毛×密度1畳2.25㎏:税込 12,100円
 〇表替え1番毛×密度1畳2.50㎏:税込 14,080円

*既存の畳を処分し、稲わら床(とこ)の新畳にする場合は、上記金額に、
 古畳処分費:税込 2,750円+稲わら畳床:税込 12,474円がプラスされます。

2022.11.03 掲載/オルタスクエアは生活クラブ運動グループ 健康・医療推進協議会に参加しています

健康・医療推進協議会 講演会のお知らせ

Q 竹内久米司先生 ってどんな人?
A:1943.6.12 東京生まれ 薬学博士/GROWTH健康づくり協会 代表

一般財団法人日本プロスピーカー協会/認定シニアプロスピーカー

 著書に「顔に笑顔こころとおへそに太陽を」、「経皮毒」、「経皮毒が脳をダメにする」など累計45万部を記録。「脳は都合よく使えばいい」はアマゾン総合第一位を獲得。
 また、脳の軽度発達障害による子供たちの異常行動や、いじめ、差別や、虐待などの原因が環境化学物質にあると捉え、子供たちの脳を環境化学物質から守り、世の中からこれらの不幸な出来事をなくすため、「経皮毒」の本当の意味と意義を伝えている。演劇の経験もあり「歌って踊れる薬学博士」としてマスコミで話題に。

Q 生活クラブ運動グループ 健康・医療推進協議会団体とは?

 組合員とともに健康に関する活動を共有し、地域に健康の自主管理活動を呼び掛けていくた
めに設立された団体です。以来、「健康・医療推進協議会」は「未病」のうちに自分の健康に目を向けて対処する、また良い食生活をすすめ、添加物、合成洗剤、農薬、化学物質などの有害物質を使わない、取り入れないことを日々の生活の中で実践していくことを発信し、現在の活動に至っています。以下、団体紹介です。

 健康づくりワーカーズ ”ぱーとなー”/ライフサポート W.Co樹(アーブレ)
 W.Coあんず/(株)ウェルライフ*あんず薬局/オルタスクエア(株)
 生活クラブ アトピーネットワーク/エコロジカルコミュニティあおいほし
 生活クラブ家庭薬膳の会/コミュニケーション ”談“/生活クラブ生活協同組合神奈川

2022.09.29 掲載

オルタスクエアは「復興まつり」に協賛しています

生活クラブ生活協同組合神奈川が主催する「第9回 東日本大震災 復興まつり―ともに生きよう!2022-」にオルタスクエアは協賛しています。

オルタスクエアはブース内で下記イベントを開催いたします。
 〇丸太きり体験(コースターづくり)
 〇かんな削り体験
 〇パネル展示 他

当日は宮城、福島から美味しい物産とともに、人々が集います。交流し、つながりを深め、復興と共生社会に向けたメッセージを横浜の地から発信しましょう。

当社オルタスクエアが設計・監理(2022.06.09 掲載)

生活クラブ「るーむら麻生」4月オープン

これまでの生活リハビリクラブ麻生を移転すると同時に、より地域の人々にとって利用しやすく心も和む福祉拠点となることを目指して、生活クラブが建設を進めていた新施設「るーむら麻生」が完成しました。

これまでの生活リハビリクラブ麻生を移転すると同時に、より地域の人々にとって利用しやすく心も和む福祉拠点となることを目指して、生活クラブが建設を進めていた新施設「るーむら麻生」が完成しました。

  デイサービスとコミュティカフェ

1階には広々したデイサービスとコミュニティカフェ。

テラスにはコの字型に高さ60cmの家庭菜園を設けました。この高さであれば車いすでも野菜作りができます。

土地の売主がの地元の農家の方で、畑だったこの土地の土を、家庭菜園に活用しています。

  快適な宿泊個室と多機能スペース

2階の小規模多機能スペースでは、宿泊個室3部屋のほかに、壁が可動式で個室にも広い部屋にもできる宿泊スペース3室分が備わっています。珪藻土と無垢材の調湿機能・空気清浄機能により、きっとぐっすると睡眠がとれるはずです。

  地域交流・組合員活動スペース&子育てスペース

3階の地域交流・組合員活動スペースと子育てスペースも、床と腰壁に杉無垢材、壁には珪藻土を塗り、オルタスクエアの新築住宅と同じように健康で心地よい住空間を実現しました。

お湯を使う時のCO2とガス代を減らすことができる

太陽熱温水システム

関東甲信地域での家庭からのCO2排出量は、1世帯当たり2.66トン(2020年度環境省推計値)。用途別で見ると、一番割合が高いのは照明・家電などの1.29トン(48%)ですが、次に大きいのは給湯の0.69トン(26%)で、暖房の0.45トン(17%)を上回ります。

この給湯由来のCO2を削減するのに、太陽熱温水システムが役立ちます太陽光発電の場合は屋根面積が2030㎡必要ですが、太陽熱温水システムは4㎡あればOK。屋根の上で集めた熱で、貯湯タンク内の水をお湯に変え、そのお湯を現存の給湯器に直接供給します。最近は技術が進み、貯湯タンクのお湯の温度をリモコンで見ることができます。長府製作所のエネワイターSW9で設置費用は税込み74万円です。お気軽にご相談ください。

電気代の値上がりは時代の転換期の表れ

太陽光発電で自前の発電を広げよう!

最近電気代が値上がりしていると言われています。値上がりの原因は何でしょうか?

東京電力管内で平均モデルの電気料金という場合、従量電灯B30A(アンペア)契約、月の使用電力量260kWhを想定しています。関東圏での8月の平均モデルの電気料金は以下の計算の合計で月額9,118円となります。

最近の電気料金の値上がりの原因は、「燃料費調整額単価」が上がり続けているためです。

20211月は、単価は▲5.2円だったのが、今年8月には5.1円になりました。10.3円の値上がりです。仮にひと月に260 kWhの電力を使うとすると、10.3円×2602,678円の値上がりです。

ちなみに再生可能エネルギー発電促進賦課金単価は、

20205月~20214月:2.98

20215月~20224月:3.36

20225月~20234kWh3.45

1年ごとに微増

化石燃料がこれからますます希少なものになることからも、地球温暖化対策が待ったなしとなったことからも、電力は再生可能エネルギー由来のものに、また大型発電所での集中生産から地域分散型での電力生産になるべきです。

時代の転換期である今、大きな屋根がある住宅であれば、ぜひ、外壁塗装等で足場をかけるときに、太陽光発電の設置を検討してみてください。

例えば、5kWの太陽光発電を設置するのに、足場込では税込みで約143万円かかりますが、足場を塗装工事と共有できれば、税込み121万円で設置できます。 

上記はいずれも太陽光パネルの設置例

 

漆喰(しっくい)が持つウイルスを制御する力!

中国コロナウイルス

国立感染症研究所コロナウイルス

新型コロナウイルスの感染は、人の呼吸や発話、咳、くしゃみによって発生するエアロゾルを通じた感染と、ウイルスが付着したものを触った後、自分の目などの粘膜を触ることで感染する2通りがあるとされています。

 このうち、エアロゾル感染については、10マイクロメートル(0.01mm)以上の大きなものは比較的早く地面に落ちるのに対し、5マイクロメートル以下のものは長く空中にとどまるようで、しかも、人が吸うと肺の奥深くまで入り、重篤な症状につながる恐れがあるとされています。このエアロゾル感染を避けるためには、換気が有効です。

 新型コロナウイルスを運ぶことのできるエアロゾルの大きさが最小でどのくらいのものなのかは残念ながらデータが見つかりませんでした。ちなみに新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス自体の大きさは、顕微鏡写真で見ると、約0.1マイクロメートルです。

オルタスクエアの新築・リフォームでしばしば使用する「漆喰(しっくい)」の主成分は、純度の高い石灰岩を塩と混ぜて特別な窯で3日間かけて製造する結晶石灰です。この漆喰を壁に塗った様子を顕微鏡で撮影したのが別紙の写真です。漆喰の結晶の大きさはだいたい510マイクロメートル(0.0050.01ミリメートル)。結びついた結晶の間に隙間がたくさんあります。そして、壁の内部は、高いアルカリ性がかなり長く保たれることがわかっています(「漆喰の防カビ性に関する研究」2008年 江尻 薫 上田 俊策)。

もし、呼吸や発話などで感染者から新型コロナウイルスを含んだ微小なエアロゾルが発生しても、部屋の中の空気循環で漆喰の壁に付着すれば、高いアルカリ性で感染力を失うと考えられます。ウィルスに関する実験は危険を伴うため、漆喰を塗った部屋でのウィルスの様子を実際に確かめる実験は行われていません。その代わりに、鳥取大学の感染症疫学研究センターで、発育鶏卵にウィルス液(鳥インフルエンザ)と漆喰成分を作用させる実験が行われ、99.999%の抑制率が確かめられています。

鳥インフルエンザが発生した際に、鶏舎に白い粉を大量にまいていますが、これも石灰です。漆喰用の結晶石灰ではなく、肥料や土木資材に使用されるものです。

 漆喰は、空気中のにおい物質や有害化学物質を浄化し、また、1㎡あたり水分6070gを調質する力もあります。それに加えて、このように、ウィルスや細菌、カビを抑制する力もあります。ウイルスに感染しないためには、身の回りにウイルスを寄せ付けないだけでなく、人の体がもつ免疫力が重要と考えられていますが、漆喰の空気をきれいにする力は、人の免疫力を高めることにもつながります。

組合員の皆さんの住まいに、そして、子どもたちや高齢者が地域の中で交流する様々な「居場所」に、この本物の漆喰が広く使われるようになってほしいと思います。

漆喰を壁に塗った様子を顕微鏡で撮影

鳥インフルエンザが発生した鶏舎に散布される石灰