~生活クラブ生協から生まれた信頼できる住まいの相談相手~

オルタスクエア株式会社

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オルタサークルはオルタスクエアの趣旨に賛同して集まった設計士・工務店・専門業者・建材会社のグループです

オルタサークルのブログ

自動掃除機能付きのエアコンクリーニングです

ハウス・エアコンクリーニング担当の柿崎です。

社会福祉法人、愛光会 みなみ杉田様の施設にてエアコンクリーニングを検討しているとの事で点検に伺いました

普段フィルターのお手入れはされているとの事で、表のパネルを取り外しただけではキレイですが、一部分解してみるとやはり見えないエアコン内部は下の画像のように!見えない部分にはカビがびっしり付いています。

一緒に確認して頂いたところ、すぐにでもクリーニングしたいとの事でしたので私共で施工させていただきました。

前面パネルを分解し石けんを噴霧。

今回はブログ用に半分ずつ洗浄してみました。

石けんと高圧洗浄で熱交換器と送風ファンを洗浄

左側が洗浄中の熱交換器 右側は洗浄前(くっきりと境目が分かります。)

左側が洗浄中の吹出し口 右側が洗浄前

見えにくい部分はライトを当てて丁寧に洗浄

クリーニングで出た排水もこんなに真っ黒!

タイトルにも書いていますが今回お掃除したエアコンは、お掃除機能付きエアコン!

えっ!?と思った方いませんか? 

そうなんですお掃除機能付きエアコンも汚れるのです!

お掃除機能付きエアコンはフィルターを自動でお掃除してくれる機能の付いたエアコンなんです。確かにフィルター掃除の手間が省けるので便利な機能ですが、これでまったく掃除の必要がないかと言うと残念ながらそういう訳にはなりません。多少のホコリ除去は出来ますが、熱交換器で繁殖したカビや送風ファンについたホコリ、カビなどはクリーニングをしないと除去できません。

おそうじ機能付きエアコンもクリーニングが必要です!!

 

「自動お掃除機能ユニット」自体はメーカーや機種によって仕様が異なりますが、電気配線等が大変複雑になっており通常のエアコンが1時間前後で作業できるとすると、機種にもよりますが倍の2時間ぐらいかかるものも多々あります。配線のジョイント部をデジカメに撮ったり、数十本に及ぶビスを仕分けしながら外したり、作業スタッフも気が抜けない作業となります。

作業後確認では、こんなにキレイになるのと驚きの声もありました。

 

私共は、生活クラブ神奈川組合員の皆様へ安心安全な石けんでのエアコン・ハウスクリーニングをご提案いたします。

どこのメーカー・どの機種であっても一律の料金でクリーニングをさせていただいております。2台、3台以上と台数が増えればお得な割引があるのも大変好評です。

もうすぐ冷房を使用する時期になります。その前に一度、エアコンクリーニングをお試し頂くのもよいかと思います。

キレイになったエアコンで夏の暑さを乗りきりましょう。

ハウス・エアコンクリーニング担当:柿崎徹

2019年7月5日

超大型台風が屋根屋さんに与えた影響

屋根担当の岩崎です。

平成309月に起きた二つの台風。

21号は近畿地方に甚大な被害をもたらせ、月末に襲来した24号は僕たちが住んでいる神奈川県、東京都にも大きな災害になってしまいました。

写真は翌日の屋根調査で撮影した多摩川から500mほどの屋根です。屋根材だけではなく下地ごと剥がれ飛んでしました。下地やスレートはあちこちに当たり粉砕し、行方不明な分が多いほどです。

瓦の被害写真です。地震の崩れ方と違い上の瓦のみ風をはらみ捲られています。瓦は一枚が重いため落下し当たれば危険ですが、反面それほど飛ぶことは無いので屋根の上に転がった瓦を集めてその場で仮復旧ができます。

今回の台風は広範囲に予想を超える屋根被害が起こりました。屋根の被害レベルが一段階上がったような印象でした。今回の被害について200件以上の屋根を見てきて地域的な特徴を含む様々な被害パターンを新しく学びました。

瓦が良いとかスレートが良いとか、の問題ではないです。大事なのは被害の出方を把握しふさわしい対策、要点を抑えられるかが、僕たち屋根屋の研究対象であり年々更新していく必要があります。

屋根担当:岩崎貴夫

畳表替えの作業

 畳担当の武井です。

 先日、畳の表替えを行ないましたので、報告致します。

 まず最初に、古い畳のサイズを1枚づつ縦(長辺の方)2ヶ所、横(短辺の方、かまちといいます)3ヶ所を測ります。また、現場で不具合が確認されている時は該当箇所も測ります。

 部屋ごとにサイズ表を作り、記録します。

 古い畳表を剥がします。

 新しい畳表を仮止めします。

 専用機で短辺、長辺には新しいヘリを付けながら縫い付けます。

完成です。

畳担当  武井博

浴室の窓から見える坪庭を製作しました

外構・植栽担当の小塚です。

「お風呂場の窓から見える坪庭」のご依頼がございましたので報告致します。お風呂場の窓の高さぐらいの大きなプランターを目隠し用フェンスに使った素材で作り、その中に坪庭を作りました。楽しい作業をさせていただきました。

外構・植栽担当、小塚恒夫

ウォークインクローゼットと納戸の壁を取り払いを一つの部屋に

リフォーム現場監督の小林です。

先日、ウォークインクローゼットと納戸のお部屋の間仕切壁を撤去して一つの部屋にしたいとご相談がございました。

ツーバイフォー工法のお宅でしたが、図面と照らし合わせて現地調査し、構造壁ではないと判断し、壁を撤去することにしました。

↑施工前のウォークインクローゼットです。

↑施工前の納戸です。

施工後、4畳半程度のお部屋になりました。

壁を撤去し、撤去跡を補修し床は杉無垢で仕上げ、壁と天井はクロスを張替えました。その他スイッチやコンセントの位置変更を行ないました。

リフォーム担当 小林

玄関ドアの塗り替えとドアノブ交換

塗装担当の岡根です。

今回は玄関ドアの塗り替えとドアノブ交換の模様を報告致します。

↑施工前の状態の写真です。

↑できる限り塗装の剥がれや浮きを取り除き、掃除をしっかりします。

↑新しく塗装をし直し、ドアノブも交換いたしました。

今後も末永くお使い頂けたらと思います。

塗装担当  岡根朋彦

神奈川県での応急仮設住宅の取り組み

「応急仮設住宅」をご存知でしょうか。そう、地震や水害や山崩れなどの大規模な自然災害などによって家を失ってしまった人に対して、行政が貸与する仮の住宅のことです。最近では、熊本地震や広島の水害などで建設されています。

東日本大震災までは、ハウスメーカーが作るプレハブの応急仮設住宅しかなかったのですが、東日本大震災以降は、木造での応急仮設住宅が建てられるようになりました。プレハブの仮設住宅は、「夏暑く、冬寒い」、「お隣の音が漏れ聞こえる」、「雨漏りする」、「結露がひどい」など多くの問題を抱え、建設後に修復対応に追われるということが多いと聞いています。地元の大工さんが建てる木造での応急仮設住宅は、その性能の差から被災者からの評判がとてもよいそうです。

大規模災害時には、しばらくの間、資材不足などの問題から普段の新築やリフォーム工事が行えなくなります。そうなると、大工をはじめ職人の多くは、働きたくても日々を稼ぐことができなくなってしまいます。そんなためにも我々のような地元も工務店が応急仮設住宅に従事することは大変重要な意味があります。平時からこれらを心掛けて準備しておくことが大事です。

そこで、先日、「応急仮設住宅建設講習会」が開催されました。全木協神奈川県協会主催の講習会ですが、その母体の一つの神奈川県木造住宅協会の理事を務めています。

発災時の木造応急仮設住宅建設に関わる予定の神奈川県内の工務店や大工さんが大勢集まりました。あすなろ建築工房も現場統括の飯沼と社員大工の小野田も一緒に参加してきました。上述の通り、神奈川県で大規模な発災があった際には、我々が木造の応急仮設住宅に従事することになるので、しっかり学んでおかなければなりません。

今年の広島での応急仮設住宅建設に携わった橋本建設の橋本社長にお越しいただいて、実際の建設時の苦労話を伺いました。

応急仮設住宅建設講習会の様子

応急仮設住宅建設講習会の様子

今年の広島での応急仮設住宅建設に携わった橋本建設の橋本社長にお越しいただいて、実際の建設時の苦労話を伺いました。

午後からは実際に仮設住宅の実施演習を行いました。

実地演習に選ばれた大工さんたち。

希望ヶ丘にあるポリテクセンター関東の実習場をお借りしての演習です。

あっという間に組みあがりました。 私も途中で断熱気密の施工方法についての説明員として参加しました。

完成です。ほぼ予定通りのタイムスケジュールで進みました。

今回驚いたことは、参加した大工さんたちのほとんどが「正しい断熱材の充填の方法を知らない」ということでした。我々の間では当たり前となっていることが、世間一般的にはまだまだだということが分かりました。「日本の住宅が良くならないのも無理はない」と実感してしまいました。「仮設住宅だからいい加減でいい」なんてことはありません。というより、普段からこんな程度の断熱施工しか出来ていないということ。悲しい日本の建設事情を知ることになりました。正しい断熱気密の考え方がもっともっと周知されなければならないと感じます。

参加者全員で記念撮影。実際に演習することは大事ですね。課題がたくさん見つかりました。発災時に戸惑うことが無いよう、今後、改善していきたいと思います。

最後に、8年前にオルタサークルメンバーにて福島県相馬市内の応急仮設住宅にテーブルとベンチを届けに行ってきたときの写真です。仮設住宅では、入居者の方々が集まるところがなく、各家に入り込んでしまったままとなってしまい、住人同士のコミュニケーションが不足しているとのことで、生活クラブ生協からオルタスクエアに要請があり、 屋外に設置するテーブルと椅子をオルタサークルから寄贈することになりました。

新築担当  関尾英隆

堅忍質直 木に想う

振り返れば建築が好きで建築学科に入学してから早くも29年の歳月が流れようとしています(書きながら気づきました、来年はなんと30周年!)が、まだまだ新しい発見や興味が途切れず生涯をかけて関わって行こうと思っています。 

 「木」に飽くなき興味を抱くのは世の中に約6万種あり、高さのある木は115m!太いものは直径15m!高寿命のものは5500年!と、あまたの生物を凌駕しています。

そして木はそれぞれに個性があり、同じ産地、樹種であっても1本1本顔つきが異なります。そんな「木」に耳を傾けながら、そして寄り添って過ごしていきたいと思います。

 変わらない良さ、と変える良さ。

リフォーム担当 大野雅己

謹賀新年

生活クラブ組合員の皆様、あけましておめでとうございます。

本年も相変わらずよろしくお願いいたします。

 

今まで更新できていなかった、オルタサークルブログを週に一度更新することとなりました。

組合員の皆様どうぞお立ち寄りください。

私たちオルタサークルのメンバーは組合員の皆様の、

よりよい生活のために住まいづくりを通して努力していきますので、

今後ともよろしくお願いいたします。

オルタサークル 会長 新築担当 山田一元