小田原市にお住いのHさんご家族。2007年の秋に、2階洋室のクロスを当社でエコクロスに張り替えたことをキッカケに、その後、お家の様々な個所のリフォームをさせていただきました。工事が完了するごとに、自然素材の質感が広がるとともに、とっても使い勝手の良いお家になっていきました。
■バリアフリーの玄関■
ご主人のお父様が不自由なく利用できるように、框(かまち)の段差を解消する踏み台(ナラ材)と靴を脱いだり履いたりするためのベンチ(スギ材)を設置。床と階段はナラ無垢材。壁はエコクロス。玄関収納の面材もナラの突き板です。
■夏涼しく冬暖かい無垢床材+床暖房のリビング■
リビング床はナラ無垢材に床暖房が入っており家具も作り付け。リビングとキッチンを仕切る3枚引き戸が、暖かさ・涼しさを調整するのに活躍しているそうです。
■広くなったキッチン■
奥さま曰く、「昔は台所が狭かったのがリフォームしで広々としました。時々息子家族が遊びに来ますが、いつもお嫁さんからこのキッチンは羨ましがられます。」
■青森ヒバの洗面室・トイレ■
「洗面室とトイレの床を青森ヒバにしていただいてとても良かったです。ビニールの床の時には冬は足が冷たかったのが、今は冬は暖かく、夏は涼しく、素足が気持ち良いです。」
■収納の悩みを解決した2階洋室■
「婚礼ダンスを長く使っていましたが、地震時の転倒が心配になったのを機に収納家具をデザインしてもらいました。一つは布団を収納するため奥行き70cm、もう一つはクロゼットとして奥行き60cm、収納量が多いので衣替えで衣料をしまうのに重宝しています。」
収納家具はナラ突板仕上げ、壁はエコクロス。床はウールカーペット。
■土壁 → 珪藻土で夏涼しい和室に■
「以前、この和室は湿気がこもりやすい部屋でした。義父に気持ちよく住んでもらうために珪藻土を塗ってもらったところとても快適な部屋になりました。今は夏になると私たちがこの和室を寝室にします。夏、とても涼しく夜を過ごせます。」
■高耐久木材でつくったウッドデッキやバルコニー■
屋根にはセラミック断熱塗料「ガイナ」を塗りました。外のウッドデッキやバルコニーは高耐久木材で作り部屋の延長スペースとして活用されています。
《撮影 葛谷舞子》