畑仕事のための通り土間が備わった家
玄関と居間の延長としても使えるウッドデッキ。
玄関には将来に備えて木の腰掛椅子。今はまだ物置。お皿の中にはたくさんの鬼ぐるみ。
玄関を入るとダイニングとワークスペースが備わったリビング。通常は引き戸を仕舞い、ワンルームでの暮らしが可能です。水廻り室への通路の引戸も常に開放しており、目隠しは暖簾。掃き出し窓を開ければウッドデッキがもう一つのリビングに。
居室の収納スペースには、扉を付けずに藍染布で目隠し。
システムキッチンとは違い、大工造作だからミリ単位まで自由に製作可能です。
杉の下見板を外壁にしたK邸。隣に建つもう一つの自宅の大きな軒を利用して通り土間を実現しました。勝手口から台所に入ります。土間は洗い場が備わった作業スペースです。
《撮影 葛谷舞子》
敷地面積:404.06㎡(122.25坪)
用途地域:第一種中高層住居専用地域(建ぺい率60%、容積率160%)
防火指定:無し
建築面積:56.30㎡(17.03坪)
延床面積:54.53㎡(16.52坪)
外 壁:無垢板張り
家族構成:夫婦二人