外観はちょっと無機質、でも中に入ると木がたっぷりの優しい空間。左側奥にキッチン。右側奥はパソコンなどができるよう机を設けました。
リビング反対側。リビングと子供部屋を一体化し、帰宅後から子供達が寝るまでの短い時間を一緒にすごすことができます。
中間階の蔵:ウォーキングクロゼットと読書コーナーとして活用されています。
子供部屋:2階のリビングと回廊型につながっています。
洗面:洗面台上部にルーバー窓を設け、採光と通風を確保し湿気を逃がします。
キッチン奥に室内物干し場、ルーバー窓のおかげで留守中ても乾かせます。
外観:防火性能が高い「防火サイディング」を外壁に使いました。
「コの字型」状につながったU型キッチンは、作業する人を取り囲む形のレイアウト。動線が短くて済み、台所作業がはかどります。
キッチンと家事スペースの仕切り棚は、視線をさえぎらずに多くのものが収納可能です。
木がふんだんに使われた子供部屋、机の上部にベットを設けています。
玄関の階段下にクス箱を設けました。
細々した小物の多い洗面台の横には作り付けの棚を作りました。
階段スペースを利用した本棚はご主人のミニカーコレクション展示スペースに。
《撮影 葛谷舞子》
O様は以前、集合住宅に住んでいましたが、湿気・結露に悩まされていました。オルタスクエアのチラシを見て興味を持ち、家を建てることを真剣に考え始めました。O様夫婦それぞれの実家に近い場所で土地探しを進め、住宅見学会も何度か参加しているあいだに土地も決まり、設計の相談を始めました。
「風のよく通る木の家」というO様の一番の希望は、オルタスクエアに頼めば間違いなくかなえられることでした。後はあまり細かい要望はございませんでしたが、二人とも仕事をしているため、お天気に関係なく洗濯できるよう室内に物干し場がほしいということと、階段スペースを利用した飾り棚を作ってほしいという2点だけ希望されました。
狭小敷地、木造2階建て(中間階に蔵有り)
敷地面積:65.92㎡(19.94坪)
用途地域:第一種中高層住居専用地域(建ぺい率60、容積率160)
防火指定:準防火地域
高度地区:第二種高度地区
建築面積:39.38㎡(11.91坪)
延床面積:63.06㎡(19.07坪)
外 壁:防火サイディング
家族構成:夫婦+子供2人