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角地 暮らしながら育成していく住まい
「相模原市 K邸」
1階のリビングダイニング
「設計士さんに『吹き抜けは冬は寒いですよ』と脅かされました。それでも開放的な空間は魅力的で、設計を変えていただく気持ちにはなりませんでした。住んでみると本当に寒い(笑い)。毎冬色々試し、明かり障子を参考にした天蓋(てんがい)設置に至りました」。K邸は「衣替え」する家です。
左下の写真は天蓋障子をたたんだ夏のリビング、右下は天蓋をあけているところです。紐で引っ張ると開く仕組みになっております。
キッチンは造り付けで、カウンターの天板と壁はステンレスで統一しています。
リビングダイニングには書斎コーナーを設けています。
道路境の塀やベランダの腰壁は(赤いベンガラ・天然の酸化顔料・木材保護剤)を塗装。
キャスター付きの分別ごみ箱はビニール袋の大きさを選ばず引っ掛けられる優れもの。
床の隙間も立派な収納場所。お手製のキャスター付き引き出しを設置。
テラスには折り畳み式のテーブルが設置されています。
アプローチの枕木埋め込み、駐車場のレンガ敷きもご夫妻の力作。
《撮影 葛谷舞子》
設計概要
木造２階建て+床下収納+ロフト
敷地面積：87.64平米（26.51坪）
用途地域：第一種中高層住居専用地域（建ぺい率60％/容積率200％）
防火指定：準防火地域
建築面積：39.09平米（11.82坪）
延床面積：62.78平米（18.99坪）
外 壁：ガルバリウム鋼板
家族構成：夫婦
外観になります。バルコニーと玄関と道路の隔て壁はご夫婦でベンガラを塗られました。
玄関アプローチです。こちらもご夫婦で玉石を敷かれました。
１階リビングダイニングになります。
リビングダイニング、別の角度になります。
リビングダイニングには書斎コーナーを設けております。
キッチンは造り付けのキッチンになります。カウンターの天板と壁はステンレスで統一しております。
リビングダイニングの「夏のしつらえ」になります。天蓋をオープンにし空気の流れを良くしております。
こちらは「冬のしつらえ」になります。天蓋をクローズし、カーテンも取り付け、リビングダイニングの暖かい空気が上部に逃げないようにしております。この天蓋とカーテンはご夫婦のDIYによるものです。
天蓋をあけているところです。紐で引っ張ると開く仕組みになっております。
（撮影：葛谷舞子）